プリムラジュリアン苦手克服法を教えます! | Atelier Summer Leaves

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プリムラジュリアン苦手克服法を教えます!

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1月になると園芸店にたーくさんの種類のプリムラジュリアンが出てきますね。カラーバリエーションも豊富で、そのかわいい花姿で寄せ植えでもギャザリングでも人気の花材です。でも、ギャザリングにする時にはコツがあって、これを知らないと、「あーーまたダメになっちゃった…」となるので、苦手意識のある人は、この記事を是非参考にしてね!

作品の仕上がりは花選びから始まっている

花ばかり見ないで、株を見て選ぶ。これは、どのお花選びにも共通する話で、結構大事なんですが、園芸店に行くと私たちお花大好きさんはテンション上がっちゃって、ついついお花の部分ばかり見てお花選びしちゃうんですよ。気持ちはよーく分かります。なので好きな品種を見つけた時は、一瞬少し落ち着いて、一歩引いて、次のプリムラの状態を確認して欲しいのです。

1)葉の色が良いか?
 葉をさわってみてふにゃっとしていないか?見た目にパリッとしていても意外に柔らかいものもあるので、優しく触って確認してみてください。
2)花の茎の状態はどうか?
 葉と同様に、花の茎が柔らかくなく、しっかり芯が感じられ、すっと立っているかどうかを優しく触って確認してください。
3)根が張っているか?
 選び方は、ポットを手で持って、固さを確認。根が張っていないと少しの力でポットが凹みます。固めであれば、株が締まっている可能性が高いです。たまに、粘土質の土を使っていると感触は固くても根がまだ十分に張っていないこともあるので、要注意ですが、くれぐれも園芸店でポットから苗を出して確認したりはマナー違反なのでしないでね!
4)葉と花のバランスが良いか?
 よく見ると、花が大きくて、葉が小さい…とか、葉がすごい大きくて花が小さめ…とか、葉の量がめちゃ多い!とか、バランスが悪いものがあるのも事実です。ギャザリングでは、花を生かすためにも葉が重要です。

大きすぎると束ねにくいし、小さすぎても弱りやすい。葉の量もある程度あって、花の中心をよく見てたくさんつぼみが控えている花付きが良いものを選びましょう。

プリムラの花付き良いものの例
花付き、葉の量とバランス等株をよく見て選ぶ。


5)購入時期は1月くらいから
 プリムラは暑さに弱いので、10月ごろに出荷されたものを買うと、まだ暑さが戻ってくる時期なので、株が弱る可能性があります。地域の気温には差があるので、確実にこの時期なら大丈夫と明言できないですが、ギャザリングは根をいじるので、年明けくらいからなら、だいぶ根も張り、株も安定している可能性が高いので、私は仕入れを1月から始めます。ただ管理にコツがいるので、それは後ほどご説明しますね。

根崩しはとにかく慎重に

ギャザリングは、根を崩しても大丈夫なんでしょ?と手で崩すだけじゃなくハサミで根鉢を「バチバチ」かつら剥きしてしまう方もいるのですが、私はほとんどハサミは使いません。根は無いよりある方がいいに決まっていますし、根を正しく理解していじることがギャザリングにはとても大事な事なので面倒くさくても、どんなお花も丁寧に扱う必要があります。

プリムラの根。直根の様子
プリムラは根の様子。白く太いのが直根。その周りの細い根は多少切れても大丈夫です

プリムラの場合は、特に注意が必要です。なぜなら、ビオラなどのひげ根とちがって、「直根」といって、白く太い根っこがあります。この根は人間でいう「動脈」みたいなもので、切ると一気に株が弱ってしまいます。なので、この白い太い根は「絶対に切らない」という決意で根崩しをします。ここは気合です!(笑)

私はどうしているかというと、この白い根を、ミニ熊手などを使って、熊手がなければフォークなどを使ってほどくようにすこしづつ崩します。太い根っこの周りや根鉢全体に「白い細い根」があるのですが、それは切れても大丈夫。とにかく、太い白い根は優しく扱って根崩ししてください。

どこまで崩すか?問題ですが、このように直根の温存にとても気を遣うので、私は、よく言うトイレットペーパーの芯よりもだいぶ太目になります。でも、合わせるリーフの方の土を少な目にすることで、ギャザリング自体は問題なくできるので、束ね方はいつも通りやってみてください。

プリムラは寒さに強いというけれど

プリムラのハウスでの様子
プリムラは出荷前は暖かいハウスで育てられています

これね、いろいろ調べてみると「寒さに強く、暑さに弱い、日本では一年草扱い」って書いてあるので、冬も大丈夫!って考えてしまいます。なのに、1月2月のこの時期にプリムラを買ってきてすぐに「くたっ」となって弱ってしまった経験はありませんか?

これ、なぜかというと、ハウス栽培から急に寒さに当たりすぎて株がびっくりしているからなんです。よく観察すると、昼間日に当たると元気になるんだけど、朝、見てみるとしんなり…。私は東京都目黒区在住で、いわゆる暖地と言われる地域です。でも、この数日の寒波の影響でプリムラが元気が無くなっていました。

プリムラレイニーブルー のリース
プリムラとハボタンがバラのようなリース

対処法としては、だんだん寒さに慣れさせる。買ってきてすぐはまだ外の気温にあまり慣れていないので、夜は玄関など冷えすぎない場所に移動し、10日くらいかけて、徐々に寒さにあてていくと本来持つ「寒さに強い」力を発揮してくれます。

最後に

プリムラを使ったギャザリング
マウントスタイルの一部にプリムラを使用した例。アクセントになっていますね。

プリムラでギャザリングするなら、今の時期はかわいい品種もたくさん出ているし、長持ちします!おススメはリースを作ったり、マウントやウォールバスケットの花材として使ったり、正しい扱い方をいろいろなスタイルで楽しむことが可能です。ギャザリングの正しい知識と共に素敵な作品を試してみてください!

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この記事の著者

宮里 夏葉

1970年横浜市生まれ。1994年渡米留学。2001年NY市立HUNTER COLLEGE卒業。卒業後NewYork Times DIGITALのフォトエディターとして従事。帰国後、IT業界でwebディレクターとしてキャリアをスタート。外資系広告代理店に転職し戦略プランナーとしてP&Gの消費財マーケティングを担当。38歳で結婚後、トレンドマイクロ社に転職。BtoCのメイン商材であったウイルスバスターのマーケティングコミュニケーションチームの責任者として数年間従事後、42歳で女児出産。46歳で起業し、49歳でフラワーギャザリングに出会いギャザリング考案者である青木氏に従事、資格取得。2023年5月にギャザリング講師業を事業化し、完全に移行。ギャザラボに入会し業界トップレベルのギャザリストとめさんよりプロの仕入れを学びながら2023年10月「初心者でもプロになれる!」をコンセプトとしたディプロマプロコースをスタートし、現在継続生も含め20名在籍。趣味定期コースも新設し、事業の拡大を模索中。夢はフラワーギャザリングの世界進出。ブログではギャザリングの基礎知識からビジネス、マーケティングまで自身の経験をもとに発信していきます。

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