アトリエサマーリーブス宮里が大切にしていること

お花大好きさんも、生産者さんも、ギャザリング講師もお花業界に関わるみんながWINWINであること

何を言っちゃってんだ！こいつは頭がおかしいと思われる方もおられるでしょう。でも、私が求める究極のあるべき姿は、このお花業界が今一度盛り上がり、お花によってまずは日本中の人が気持ち的に豊かになり、日々の幸せを感じられることだと思っています。たぶん、お花業界が長い人は、「バカだなあ」と思うかもしれませんが、ギャザリングはそれが可能だと本気で思っています。

どうしてそう思うかというと…

ギャザリングではお花やリーフを根崩して、細くする必要があるので、分けられる多本挿しのリーフや小花が重宝されています。多本挿しは、高い水準の生産技術や生産工程、管理方法などが求められますが、これまで1ポット50円だったものが、例えば、200円など、4倍で売れる。つまりギャザリング用の花苗を作れる優秀な生産者さんは、同じ量を作ってもこれまでの4倍の収益が上がるのです。

また、ギャザリング講師は、分けられる苗を使えば、生徒さんが根崩しが最小限で済んだり、残土も少なくて済む。また、細かく分けられるリーフを組み合わせることで、作品のクオリティは上がり、教えやすいというメリットがあります。

そして、一番得をするのは、お花を思う存分楽しみたい生徒さんたちです。なぜかというと、3つに分けられる苗を1ポット買うのと、分けられない苗を3ポット買うのであれば、分けられる苗を使う方が圧倒的に使いやすく、また、分けられない苗を3ポット買う方が高くなる場合もあり、1ポットの単価が高くても結果的にコストパフォーマンスが良くなることがよくあるのです。

さらに、ギャザリングが流行り、多本挿しが増えれば、輸送コストも抑えられ、また、荷物が軽くなることで運輸業界の省エネにもつながるでしょう。

花器を販売するメーカーさんもこれまでの寄せ植えとは別に、ギャザリングを楽しむ新たな層が業界に生まれれば、事業拡大も可能だと思います。まだまだギャザリングは認知されていないのですが、もし、将来、切り花のフラワーアレンジメントくらいの認知度になれば、花き業界全体の市場の底上げができるのではないかと思っています。

私が本気でこのような事ができると思う理由

それは、インターネットの進化とAIの登場という時代の転換期という背景もあると思っています。10年前には考えられなかったようなことがいま目の前でたくさん起きていますよね。

例えば、SNSには本物か偽物か見極められない程のクオリティの高い動画に溢れ、ものすごいスピードで世界中を巡っています。世界中の出来事がほぼリアルタイムで映像として届くのです。つい先日まで女性首相がアメリカより先に誕生するなんて誰も思っていなかったと思います。ということは、どんなきっかけでギャザリングが今以上にブレイクするかなんて誰にも分らないですよね。そうであれば、私はギャザリングに人生をかけてみても面白いんじゃないかと思っているのです。

なので、まずは講師が増えること、趣味でギャザリングを楽しむ人が増えることを最優先し、プロコースと趣味コースを作り、毎月旬の花材を仕入れてレッスンをしています。

もし、あなたがお花が大好きでギャザリングって何だろう？面白そう！って思ってもらえたなら、一度、お近くのお教室、又は、目黒区目黒本町のアトリエサマーリーブスに体験レッスンにいらしてくださいね！

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